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bud
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作詞 カジオ |
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毎日君の顔が見れたから 毎日君が側に居てくれたから
ここまで来れたんだ 君に言うことがあるとは思うけれど
頭が真っ白でもう 何も思い浮かんでこないんだ ごめんよ
今日ここに来ることを拒んだ 来るのが別れを告げることになるから
頭に浮かべるだけで 辛くなって言えることも言えなくなる
でも君を見たら いろんなことが吹っ飛んで行った ありがとう
写真の顔は 満開の笑顔なのに
見つめる目は 涙が零れてる
不思議だよね すぐそこに居るのに 触れられないなんて
つぼみのまま終わるわけにはいかない
一度も咲いてないんだ まだ一度も
校庭で独り叫んでる 水をあげなきゃ 終わっちゃうよ
僕は今 咲かしたいんだ 君に見せたいんだ
初めて君に会ったとき 君は笑顔をくれたっけ
なんだか嬉しかった 嬉しくて堪らなくてつられて笑った
顔が引きつるくらいに 笑ったのは久しぶりだったよ ごちそうさま
初めて来るときも拒んだ 喜びと同時に恐れもあったから
思い出したくない あの日の姿はここにはもうなくて
背中丸めて 今にも座り込んでしまいそうな 姿がある
君の瞳は 涙ぐんじゃってる
足元の床が 涙で濡れてる
不思議だよね 涙なんかいらないのに 勝手に出てくるから
君にはつぼみの声が聞こえるかい?
それは君自身であり 僕でもある
校庭で独り立っている 水をあげなきゃ 終わる前に
僕が今 咲かせてあげる 君と見たいんだ
ゆっくりではあるけど 時は流れていて 止まることはない
僕らが一息ついてる 間にも流れて 止まってくれない
そう合わせてもらうなんていうのが 間違いなんだ
自分の足で立って 歩けばばいいんだ
あのつぼみがどうなったか知ってるかい?
満開はまだだけど 咲いたんだ
校庭では独りだけど 大丈夫だよ まだ終わってない
僕と来て あと少しなんだ 君と見たいんだ
ほら見てもうつぼみじゃない花だ
幻じゃないよ 現実だ
やっぱり独りだけど 大丈夫だよ 胸を張れるから
もう終わりだ 楽しかったよ 君との時間
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