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A PERIOD.
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作詞 カジオ |
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「どこに行くの?」
宛なんてなねぇよ ただ歩いてるだけだよ
「何で歩くの?」
理由もなねぇよ これは俺の使命だからよ
腰にぶら下げた年代物のカメラ
どれくらい撮ったっけ? わかんねぇや
ポケットから顔を出す蝦蟇口
どれくらい入ってるっけ? うわぁ、少ねぇよ
考えてみりゃ 長いよな 俺のくだらねぇ旅も
俺の手って なんかパサパサしてんな
喉が渇いたとき 水飲みゃあ潤うのに
手はいくら洗ってもよ油が減るだけでよ 逆効果だろ?
同じでもよ 違うんだな 知らないことだらけだ
後ろ振り向いても 一面が砂漠で誰もいやしねぇ
ただ俺の足跡が 追いかけてきてるだけだ
風が吹きゃあ 一瞬にして消えるけどな
終わりは来るのか? このくだらねぇ旅にも
ピリオドをどこで打つかは俺が決めることか
俺は何かしたのか? してねぇよな何も
ピリオドどころかコンマも打ってねぇじゃないか
親父の俺にくれた使えそうにねぇ古い地図
あれ、どこやったっけ? 売りはしてねぇ
あの地図が写し出す場所に行こうじゃねぇか
特大のピリオドを探しに! コンマは要らねぇ!
考えてみりゃ 今どこだ? ここもどこに在んだ?
前だけを見て歩くぜ 一面が砂漠だろうがカンケーねぇ
この俺のりっぱな脚が 連れてってくれるだけだ
雨が降りゃあ 休憩になっちまうけどよ
終わりは来るさ このくだらねぇ旅にも
ピリオドが自分から来ねぇなら迎えに行くまでだ
何かはしてやるさ あっと言わせてやるさ
たった一つのピリオドでも大事なんだぜ?
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