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影法師
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作詞 SAIKA |
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さよならの言葉を どこか遠くで聞いていた
去り行く君を追いかけず ただそこに立っていた
すべてを望んだ訳ではないのに たった一つ大事なものを
思いもかけず僕は失くした
守りたいもの一つだけ それだけで生きていける
君がいればよかった 他に何もいらなかった
沈む夕日が僕を照らす 一つ伸びる影法師
「忘れてね」なんて 僕には無理って分かるだろ?
心は君で満たされて 溢れるぐらいの「愛してる」
全部を伝えきれてはいないのに 君は僕から離れてしまった
思いもかけず僕は失くした
守りたいもの一つだけ それだけでよかったのに
失くして初めて気づいた 僕はそう影法師
触れたいのに触れられない 愛したいのに愛せない
夜闇と共に溶けていく その瞬間を待っている
影法師は一人きり 虚無の世界へ散っていく
守りたいもの一つだけ それさえも守れない
だって僕は影法師 目に見える幻だから
沈んだ夕日と消える影 確かに残る君への想い
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