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七夕哀歌
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作詞 碧惟 |
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それは七夕の日の話
空は曇り気味で
2人は会えるのかな
少し不安になる
予想通り星は見えなくて
そこに天の川は見えなくて
2人は出会えませんでした
1年にたった1回のことでした
次の日雨が降りました
それは織姫の涙です
織姫は泣きました
「今年も彼に会えなかった」
それは七夕の翌朝
雷が鳴ってひどい雨
震えるほどの風たち
哀しみがあふれ出す
きっとあれだよね
この沸いてくる哀しみは
彦星の涙なんだよ
僕は考えるんだそれはね
笑顔だった君が泣いてた
それは織姫の涙です
それ見て彦星も泣きました
「君が涙こぼすから」
いつも笑顔だった君が泣いてたんだ
僕の心に入り込んでくる哀しみは
2人の感情の他に何があるの?
不幸な恋人たちにつられて
僕も小さく小さく涙零してみた
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