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恋文
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作詞 Namiko |
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初めて迎えた あなたの誕生日
あなたが欲しいって言ったから
恥ずかしいのを我慢して 0時0分0秒に送信した
熱烈爆裂ラブメール
誕生日おめでとう
これからもよろしく
大好きです
3分後に来た 返事のメールに書かれていたのは
ありがとう
俺も大好き
お前は誰にも渡さない
嬉しくて 嬉しくて
大事にメールに保護を掛けた
その気持ちが消えませんようにと
思いもよらない 悲しいあなたの言葉
好きって気持ちが分からなくなったって
泣きたいのを我慢して 無理してすぐに元気に送信した
好きな気持ちが分からなくても良いよ
一緒にいるのが楽しいと
そう言ってくれるなら
大丈夫です
50分後に来た 返事のメールに書かれていたのは
ごめんな
辛気臭い話は
これで終わりと言うことで
悲しくて 悲しくて
そっとメールに保護を掛けた
この気持ちを忘れないようにと
後日
あなたは私の元から去った
これ以上 私を悲しませたくないと
これ以上 振り回したくないと
一緒にいられるだけで良かったのに
あなたの温もりを失う日が来るなんて
言いたかった言葉は届かないまま
あなたはもうすでに
他の子の隣に立ち
手を握り
きっと 歩き出している
保護を解除して
大事にしていた気持ちを解放した
そうしたら 呆気なく彼らは他のメールに埋もれて
流されて 消えた
私の気持ちは消えないまま
あなたからの気持ちは消えたと言うのに
言いたいことは伝えなきゃダメだってこと
言いたい時にどうして分からなかったんだろう
あなたに安らぎを求めた私は 刺激を求めたあなたに殺され
あなたに支えてもらいたかった私は 支えて欲しかったその腕を求めて泣く
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