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作詞 Namiko |
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夢を見たんだ
どこまでも拡がる茜色の空を
僕は真っ逆さまに落ちていくんだ
不思議と怖くはなかった
夕陽に微笑む余裕もあった
空気を切り裂く音よりも
自分の鼓動の方が はっきり聞こえていた
夢を見たんだ
あまりにも巨大な琥珀色の海を
僕は真っ逆さまに沈んでくんだ
意外と寒くはなかった
水面を見上げる時間もあった
泡を吐き出す音よりも
自分の鼓動の方が しっかり聞こえていた
いつかは地面に着くだろう
いつかは海底に着くだろう
叩きつけられる四肢 締め付けられる呼吸
それはどんなに 痛いことか 苦しいことか
夢から目覚めた僕は
あまりの辛さに目を閉じて
それでも分かったことがあって
そっと目を開く
自分の足で立つことは
落ちることより沈むことより
ずっとずっと自由なんだ
自分の足で歩こう
目指す未来への地図は
もう この手の中にあったんだ
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