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白い花
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作詞 ぶどう |
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何かがあると信じて探し続けた
夢の終わりに君がいるって聞いた
悲しい事がいつまでも続くなんて思いもしなかった
だから大切な何かを失くした
この道の先に君はいるのかな
いてくれたら嬉しいのになあ
でこぼこの道を一心不乱に歩いていく
そんな事もお構いなしに
道端で咲いていた白い花
後ろを振り向けばいつでも崖が迫ってた
僕はそれを避けるように一心不乱に歩いてく
いくら歩いても終わりが見えないようで
道端にあった白い花も消えていった
『悲しい事があるから人は泣けるんだ』
って誰かが言ってた気がするよ
僕はそんな風には思わないけど
きっとその人にはそう思えたんだと思うよ
「ソノ先ニ貴方ハ、イマスカ?」
そんな事聞いたってわかりゃあしないでしょ
適当に何でもかんでもやってればいいでしょ
白い花はいつでも頑張って揺れていたけど
僕はそんなに頑張れそうにもないんだなこりゃ
意味もなく流れてく平凡な日々
限りなくずっと続く夢
そんな物に動かされて壊れた
何のために生きてるの何のために死んでいくの
そのまま滅び行くのそしてまた生まれるの
誰のために頑張ってるのかなあ
何のために胸張って頑張ってるのかなあ
【わかんないけど別にいいんじゃないの】
そんな事言われた気がした
でも、頑張れない事は無いんだと
白い花がいつしかまた戻ってきた頃
僕はもういないと思う
あの白い花が頑張って咲いていたように
頑張って揺れていたように
僕も頑張ってここから抜け出すから
またいつかあの白い花に会えるかな
その時まで僕は歩き続けよう
最後の白い花を残して
歩き続けよう
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