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神が死んだ日
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作詞 暗黒くつした弐號 |
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慌てていたから気づかなかったなんて
意味もなさない言い訳は
誰かにではなく 自分に呟いた
済ませた後で気が付いた
神は死んだと呟いた
僕の個室には紙が無かった…
芯だけが残ってた
ポケットを探したが
無情だけ掴んで終えた
震える右手が 財布を開いた
諭吉が皮肉に微笑んだ
「使ってみろよ出来るものなら!」
僕は苦笑し首を振った
神の死んだ個室で 隣に助け求めても
どうやら誰もいないみたいだ
まさに「糞!」だな 笑えてきた
もういっそこの手で拭いちまおうか
ダメだ僕は日本人
インド人にはなれないから
三食カレーは食えねえから
そしてそこで僕ふと気づいた
神は死んだが 芯も紙だ。
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