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忘却の姫君
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作詞 度会 沙生 |
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降り注ぐ 血の涙
振り返るは 城の廃潰
だがそれを認めることはできず
残酷なる運命(さだめ)の中
揺蕩(たゆた)うは虚ろとなりし姫君
彷徨う世 朽ちの華
見渡せば 腐蝕の民
されど立ち止まることはできず
血の染みゆく地を征くは
この世唯一の生き宝物(ほうもつ)
過ぎ去りし 悪夢の刻(とき)
耐えられず すべての記憶
彼方へ手放すこととする
真実からの逃避行
進めば光あらんと 闇夜地獄
退けば道無きと 狂女徘徊(きょうじょ はいかい)
満ち欠け月陽(つきひ) 我誰そ
鏡に映る 見ず知らん
縛(いまし)める鎖 飛空(ひくう)の翼
選択の時 惑いし心
こんな世の生きる価値見出せと
云うのならば 我選ぶ道
尊き想い取り戻せるのなら...
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