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タカラモノ
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| 作詞 紗魚 |
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一番ほしいモノは
いつだって手に入らない
ずっと探してたんだ
私が生かされる場所を
ずっと求めてた
確かな愛情を
でも
今になって気づいたの
私が求めてるのは
求められるコト
そばにいた君が
私を必要としてくれることが
私を強くした
だから私は君の背中を押したんだ
あの日私が君に一言言わなかったら
君は彼女と付き合ってなかったかな
あの日あの時間あの言葉だけで
私の今は変わっているのかもしれない
私は今君のそばで
前と変わらず笑っていられたかもしれない
私は今も笑ってる
前よりもちょっとはなれた君のそばで
君の彼女の分の距離を開けて
一番ほしいものは
いつだって私の手の届かないところにある
私の一言が今を決めたわけじゃない
私のすべてと君のすべてと彼女のすべてと
世界のすべてが
こうなるように動いたの
だから私は泣かない
だから私は泣けない
君は前ほど私を頼りにしなくなって
君の隣の笑顔は完全に彼女のモノになって
私の場所は消えた
求められるコトを求めている私は
君が求め続けている彼女に嫉妬する
君の中に私の存在を見つけだせなくなったから
私は完全に君の前から消えてみよう
そう思う・・
そして私の中からも君を消す
私だけ思っているのはなんだかずるい
だから
でも
今日みたいに
星のきれいな夜には
少しでいいから
君のことを思い出してもいいですか？
だって君は
タカラモノ
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