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花びら
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| 作詞 あかし |
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生活の匂いがする
「今日までありがとう」
そんな言葉をそっと
机の上に置いた
風に吹かれると
"自由"なんて言葉が
振り返るともう
そこに自分はいなかった
ゆらゆらと落ちてきた桜の花びら
どうせなら散らなければいいのに
昨日までは触れられなかった君は
僕の手の中で今何を思う？
見慣れない景色
これからよろしく
いつか離れる日まで
何度会えるだろう
少しまだ冷たい
春の匂いがする
目を向けると
そこには行くべき道があった
ふわふわと揺れている様に生きてきた
今日は少し違う道が目の前に
昨日まで知らなかった事を見つけに
僕は今初めての一歩を踏み出す
どれくらい来ただろう
もう見えなくなった場所や
やっと見え始めた場所も
今日から僕の中で新しくなる
ゆらゆらと目に映る桜の花びら
握り締めた思い出をポケットに閉まった
今僕の手は空っぽだよ
まだ何の思い出も掌にはないよ
笑い合った事もケンカをした事も
本当は離れるのが寂しかった事も
僕はこの道の先に見つけに行くよ
だから僕はさよならを言うよ
そしてよろしくを言うよ
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