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伝えられない想いを(仮)
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作詞 あかし |
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ため息混じりに君は言った
「一緒に行けたらいいのに」
無理だって わかっていた
そっと君の手を握った
昔から変わらないところと
随分変わってしまったとこ
いつだって 目立つのは
汚いとこばかりで悲しいね
「さよなら」と君と別れた帰り道
頭に浮かぶのは 頬を伝う君のきもち
昔からこうだった どうぞ笑ってくれ
今さら出てきたきもちが 僕の頬を冷やす
今日も僕はここで息をしてる
繋いだ手の温もりもまだ残っているよ
踏み出した右足が教えてくれた僕の位置は
昨日の自分よりきっと何かが違う
冷たい風がそっと吹いて
少しだけ体が震えた
本当に 寒いのは
冷えてしまった僕の左手
おかしいよ いつもあった距離なのに
「さよなら」じゃなくて「また明日」そんな言葉が欲しかった
いつもと同じ笑顔で 君に少し手を振った
今更気づいた後悔が 消えてくれないよ
今日も僕は君と同じ空を見てる
二人が出会ったのはきっと偶然じゃないのに
僕たちの足跡はもう平行線じゃないのかな
明日への道なんて分かれてなければいいのに
僕は君にうまく言えなかったね
本当に言いたい事の半分も
伝えてない 伝えてない
今日も昨日と同じように明日に変わる
繰り返し 僕は今日ここで息をしてる
見上げた夜空で命を燃やした流れ星
僕たちはもらった命で何を残せたかな
踏み出した右足の先に広がる未来には
一番正しい答えも 間違いもない
振り返るこの先に君が待っててくれるなら
少しだけ 言えなかった僕の気持ちを話すよ
この先に君がもしいても
どうなるかわからないけど
さっきより 一歩でも
君に近づける気がする
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