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曖昧
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作詞 A美 |
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気が付くと君が
隣にいるのが
当然のように思えていて
過ぎ行く季節に
振り向きもせずに
同じ言葉を
ただつぶやくだけで
僕の「大好き」は
感情が薄れてて
君もそれに気づいてて。
曖昧な君の微笑が
ものすごく好きだった
今ではそれが
愛想笑いに見えて
ただただ辛い。
電車に並んで
座ったあの日は
願ってももう戻らないから
君の「大好き」は
僕以上に本気で
僕はそれに気づいてた。
曖昧が少しずつだけど
はっきりした時には
君はきっともう
愛想笑いをしてて
ただただ君は……
時計の針はあんなにも必死で
お互い追いかけあっているのに
出会い、重なるのは
ほんのわずかな間なのさ
僕等みたいに。
曖昧なのは僕自身で
僕自身が一番
君を不安に
してたにちがいないが
気づいたときは
ただただ遅い。
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