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私の前には海があるのみ
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作詞 キョンシー |
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私の前には果てしない海があるのみ。船もなく泳げもしないのに
どうやって日本にもどれという?私の心は果てしなく日本を想う。
海のように優しい心で抱きしめられ、山のように高い恩を感じて生きたはずでしょう。
その私の足が今、愛する海の波打ち際ですくんでしまった。
私に何が起こったというの?私に病気でもあったの?
海はいつものように波を打つ、波は同じでも潮は違う・・・。
心を入れ替えないでいつまでここに立っているつもりだろう。
ただ海を見ているだけでも始まらないよ。まずは足を踏み出そうよ。
ここから始まるのですよ。ここから歩みだすのですよ。
さあさあ、くじけても始まらないよ
どうしたの?昨日までのあの強さは・・・。
そんなことをいった挙句心の弱いあの子が突然いなくなった
どうしたんだろう?昨日のあの子だけいない。
海想う心捨てられなくて冬の海に飛び込んだ・・・。
どうしてあの時あの子を助けられなかったのだろう。
心の中が後悔の波に浸される。心の芯がろうそくのように細いので
我が心が混乱したのだろう、それであの子が海に飛び込んだのにも気がつかないで
ただただ波を眺めたのだろう、ただただ太陽を見ていたのだろう。
我が心はあのかつての広島のように焼け焦げて何も無くなった・・・・・。
誰がそれを戻すの?誰がそれを元通りにするの?
元には戻らない。波も一回一回に個性がある、潮も同じ流れではない。
それと同じ。心も海も一回こっきり・・・。修正は効かないんだよ
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