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絶望の翼
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作詞 ドン助 |
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血の様に光る翼は一枚一枚羽が抜けていくー…
生まれてから一度も愛されない
生まれてから一度も愛さない
誰も知らない
心の溝
深く深くえぐられる都会の中心で
一つ芽を出した
絶望の芽
これは何なの?
ねぇ、翼になったしまったよ?
僕の体はどうなるの?
ゆっくりと大きくなっていく翼をなで少年は訪ね歩く
誰も少年の声が聞こえない
姿が見えない
はらりはらりと羽が落ちる
少年は気づいていた
この羽が全部抜けたら死ぬんだとー…
光は見えない
何が見える?
暗闇?
僕の心?
誰もその問いに答えない
最後の一枚が空に舞うー…
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