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コード91
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作詞 桐 |
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耳の奥で あの日君が吐いた 骨のような言葉が反響する
酸性の雨がアルカリの僕を
果敢な夢から中和していくんだ
ラカンの名付けた精神の掟 只縛るだけじゃ独りカニバリズム
答えなんて誰も持っていないよ
どうせ最後 さよならするだけならば
そうさ
いっそ
この世界を 病める君のように 星の髄まで犯してしまおうか
変わる運命 冒涜された本能 当たり前を侮辱して漸く
(この本命が一度敗れた 影に甘えた真理を突き刺す)
もう逃げられない
完成しないでと願う理由は
それだけ自分がやられたくないから
孤高の鷹など誰にも見えない 位置を知るだけで浮かぶテレパシズム
調べはもうどんな楽器で鳴るか
感情から 伝えが来ているはずだ
だけど
もう
この世界は 破滅の輪廻から 窮する時間奪われていたという
腐る意味に 侵蝕された生殖 毀損すればそれだけで助かる
(この人生が壊れた果てに 海に重ねた地面を飲み込む)
そうなる前に
二人目のイヴを可能性の渦に 巻き込んで
「人類は手遅れ」
知れば知るほどに終わりが近づく
反転する地球の間奏に笑い声
耳の奥で あの日君が吐いた 骨のような言葉が反響する
捕まえたら 本当の未来予想 詰る勇気聴こえるまで呼ぼう
(この反応が続くのならば 救いを想う力が強まる)
さあ始めようか
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