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みらいのささやき
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作詞 桐 |
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知らない風が吹く夜は 部屋で独りでに泣いている
馬鹿らしいって心地悪く 「悲しみなんてなければいい」
呟く言葉は虚空に消えて
きみの消息も誰も言わない
ああ つまらない雲が空を隠した
眺める景色からは 僕の落ちる瞬間が見えた
広がる痛みだけで 僕はきっと死んでしまうんだ
浅はかな思いだけ 僕は抱え歩いていけると
思い込んでいたんだ それが決して間違いと分かってたら
嘶く声が途切れても 少し寂しさが増えるだけ
淡く儚い夢を見た 「歪んだ心、壊して欲しい」
誰かに伝える術もないのに
きみの本能を誰も知らない
ああ 消せない記憶が目隠しをした
輝く未来からは 僕のいない世界が囁く
覚える明るささえ 僕はきっと受け入れられない
見えない影に潜む 僕はそれも嫌がり続けた
支えられていたのに それがこんなに重荷だと知っていたら
重力のまなざしで 変わらない辛酸を
首括る甘さの血 白んだ目の前
僕はきみをここで放す
そしてきみは落ちる僕を見ている
眺める景色からは 僕の落ちる瞬間が見えた
広がる痛みだけで 僕はきっと死んでしまうんだ
浅はかな思いだけ 僕は抱え歩いていけると
思い込んでいたんだ それが決して間違いと分かってたら
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