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pharmakon
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作詞 桐 |
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怖がっていた 迂回したくて 走っていた
いつか世界が終わり 君が消えたとしても
僕は 思っているだろう 君の在処を
強がっていた 忌み嫌われて 凄んでいた
今を構築しても 静かに闇を選んで
僕は 変わっていくだろう 空も見えずに
幻影の道を行く
調べから僕の水晶へ さよなら エクリチュールの夢
身体を分解するのは もう明日を得られないから
苦味を我慢していても もう昨日に戻れないから
どうしても どうしても欲しくて 奪っても 満たされない
過ちを認めるのは まだ 先だ
逃げ去ってしまう 信じていても 躱(かわ)してしまう
未だ希望は廃れず 君はそれに縋って
僕は 嫌っているのに 君を愛して
空間を裂く命
理由を止め処なく言っても 癒えない 君が噛んだ痕
世界を後悔するのは もう自分を救えないから
気持を阻害していても もう他人も殺せないから
気付けない 息衝(いきづ)けないままで 僕はただ 叫んでいた
それさえも判らなくて もう 君を
知っていられない
痛みに徘徊するのは もう明日を過ごせないから
歪みに時間を止めても もう昨日も憶えないから
愛しても 憎んでも心は 砕かれて 治せないよ
その夢に見出すのは この 現実
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