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機械仕掛けの十倍のソラ
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| 作詞 桐 |
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この世はどうして悲劇ばかりで
喜劇がひとつもないのでしょう
この世はどうして生きていなくて
死んでもなお死ぬのでしょうか
笑った顔して泣いていた
寂しいふりして楽しんだ
乾いた声で潤わせた
ああ みんな なんて 儚いの
壊れた機械の空の下で
壊れた私は踊っている
壊れた機械の世界ならば
いっそもう壊れてしまおう
私はどうして小さいままで
大きな貴方に出会えない
私はどうして前が見えずに
大好きな貴方を捜せない
悩んだ心で貶めた
嫌悪を隠して触れ合った
白んだ夢で闇になった
ああ みんな なんて いなきゃいい
壊れた機械の空の下は
壊れた人だけ歩いている
壊れた機械の未来ならば
いっそもう壊してしまおう
見上げた空は美しくて
偽りと知っても愛しくて
貴方と一緒に見てたくて
でも 貴方はもういなくて
壊れた機械の空の下で
壊れた私は解っている
壊れた機械の世界ならば
いっそもう壊れてしまおう
いっそもう壊してしまおう
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