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SUPERPOSITION
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作詞 桐 |
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夢で同じ姿の人間に出逢っても
挨拶も交わさず通り過ぎていた
そこらじゅうに散らばる言葉の欠片
集めて重ね合わせれば 意味を持つ
どれだけ唇を噛み切っても
この血はずっと同じ配列で
どれだけ額をぶつけ合っても
君の意志はきっと分からないんだ
今も聴いているだけで本当は知らなくて
退屈を恐れて縋り付いている
雲の隙間からほらざわめきたちが
舞い降り重ね合わさって 声になる
どれだけ僕たちを裏切っても
心はずっと同じベクトルで
どれだけ剣を交わし合っても
君の痛みさえも分からないんだ
それでも僕たちは生き続いて
この血をずっと途絶えさせなくて
それでもカナタへ歩き続けて
君も僕もきっと分かっているんだ
心を重ねて 想おう ああ
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