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その相反する事象を
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| 作詞 桐 |
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肌を刺す 冷ややかな酸素
爪を立てて 傷を付ける
それは夢 それとも現実
どちらでもいい どちらでも
目紛（めまぐる）しく変化している周りと
変わらない わたしたち
まるで水晶の中で泳いでいるように
お願い 見ないで
腐り果てた この場所で
わたしは 望むよ
痛くないよう 世界が 皆
首を這う 暖かなニュース
絞め上げれば 息も止まる
嫌なこと 素敵なことだと
君は言うよ いない君は
流動する透明な特異点と
それを食む 人間に
脅かされぬようにじっと身を潜める
お願い 聴かないで
終わり掛けた この未来
わたしは 乞うんだ
痛くないよう 殺して欲しい
理解を超えた範疇でわたしの自我は
勝手に君を亡き者にして それでも わたしは
願うよ それだけを
腐り果てた 世界でも
わたしは 願うよ
君がここに いること 信じて
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