|
|
|
戯レ戯レ
|
作詞 桐 |
|
「今日は、今日は嘘を述べる魑魅魍魎もご覧せず。
ただの荒涼となりて跋扈する闇を楽しもう」
狐の仮面をつけた犬神
ほんとは実は狼さんです
と言うのは嘘で化け猫だった
なんてこと語った人間だ
右へと行きゃ獄が死体啜り
左へ行きゃ闇が時雨れ
真中へ行きゃ月が割れて落ちる
何処へ行っても終わらないさ
じゃんじゃんじゃんじゃかじゃんじゃんじゃん
戯(ざ)れて遊んで戯(たわむ)れて
じゃんじゃんじゃんじゃかじゃんじゃんじゃん
今日はお開きでまた明日
「またお会いしましたね。絶望と辛苦はお嫌いでしょう。
口調も嘘も包めて、この世には心が無いのです」
修羅に浮かびぬは過去の栄光
耽溺せずとも今は驟雨に
加減を忘れて血みどろ話
此処見るは愚かな采配よ
上へと行きゃ希む空気薄れ
下へと行きゃ焔(ほむら)纏い
真っ直ぐ行きゃ首が落ちて叫ぶ
何処へ行っても変わらないさ
じゃんじゃんじゃんじゃかじゃんじゃんじゃん
裂けて運んで認(したた)めて
じゃんじゃんじゃんじゃかじゃんじゃんじゃん
いつか斬りましょうその命
隣り合う螺旋に傾(なだ)れていく
顔(かんばせ)の仮面 剥がして素顔を晒せ
じゃんじゃんじゃんじゃかじゃんじゃんじゃん
戯(ざ)れて遊んで戯(たわむ)れて
じゃんじゃんじゃんじゃかじゃんじゃんじゃん
今日はお開きでまた明日
じゃんじゃんじゃんじゃかじゃんじゃんじゃん
秘めて痛んで悲しんで
じゃんじゃんじゃんじゃかじゃんじゃんじゃん
今日も明日さえもまた昨日
|
|
|