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グラーツの少女
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作詞 桐 |
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窓越しに見る雨は
いつのまに降ったのか
喜んだ昨日には
踊りながら話そうか
暗い森に呑み込まれて
秘密の声 捜していた
今度こそは生きてみせようとした
海辺に立つ少女は哀しみに涙を涸らし
どんなときだって笑っている
そんな風に思えていた
時々ね 憂鬱に
なってしまうときがある
悴んだ指先を
銜えながら歩いている
空の嘘が暴かれぬよう
夢の中に溶け込んでいた
今度こそは生きてみせようとした
窓辺で待つ理由は死の痛みと解っている
どんなときだって笑っていたい
そんな風に感じていた
明日になる瞬間に君を迎えにゆこう
言葉じゃ伝えられそうにないから
連絡待つ少女は真実を理解していた
どんなときだって笑っていると
約束した真夜中
海辺に立つ少女は哀しみに涙を涸らし
どんなときだって笑っている
そんな風に思えていた
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