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泡の花
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作詞 桐 |
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止めているのは罪の悦びを知る者
絡めているのは夜の時を彩る者
認めているのは過去の柵(しがらみ)を視る者
潜めているのは四季の揺らめきを問う者
何も意味を知らずに場所を探し廻(めぐ)って
泡の花を摘み取るその手を
僕はここで求めている
並ぶ街並みを聴いていても
営みは終わらないで
変わっていく未来のよう
始めからやり直したい
屈めているのは罰の痛さを与う者
鎮めているのは明日の明るさを拒む者
総て道を排して時を待って彷徨う
泡の花が枯れゆく季節に
僕はここで独り眠る
集う勇ましさ 何に頼る
幾つもの顔(かんばせ)で
演じている雫落とし
須らくやり直して
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