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死神協奏曲
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作詞 桐 |
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白い肌はやがては破れ朽ち行く
そのときをひたすら待って佇む
暗い夜にお迎えが来てさよなら
明日はやがて今日になり過去に揺らめく
高く上がった陽炎に
少女は何を想うだろう
正しく伝える余裕など無いくせに
泪を流した記憶さえ
この闇の中薄く消えてゆく
擁(いだ)いた貴方の呼ぶ声が
私を酷く揺する
黒い眼には一体何が映るの?
その景色をひたすら此処に刻んで
いつか錆びれるこの躰(からだ)
貴方のもとで灰になりたい
この世で一番大切な存在を
言葉を零した記憶には
誰の想いが強く残っている?
繋いだ両手を離さずに
私とずっと居よう
願いは星空に広がる薄闇
乾いた本音を掴み取る
枯れかけた雫が再び溢れてくるように
泪を流した記憶さえ
この闇の中薄く消えてゆく
擁いた貴方の呼ぶ声が
私を酷く揺する
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