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価値観の相違
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作詞 桐 |
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……今日の朝方。
鳥渡お出掛けに参りました。
時計の針が逆回転を始めて、迷い込むまで。
……今日の夕方。
お出掛けから帰ってきました。
急に昔の約束を思い出して、辿り着くまで。
私しか知らない「理由」は、総て隠しました。
外の空気は余りに澄んでいて、躍り出すようです。
俯いた背中にかける声は、
見つけることが出来ず、夜になりました。
希望が押している綺麗な空中で漂う未来は、
掴める筈なのです。
……明日の朝方。
お庭のお花が咲きそうです。
花の馨りをお部屋の中に招いて、誘い込むまで。
私だけ知らない「誠」は、総て見つけられず。
胸の奥まで響いた言の葉は、身を宿す天使。
銀色の眸(ひとみ)が映す空は、
只一つの証で、崩れ落ちそうです。
白い霧の中で誘(いざな)い続けている美麗な理念は、
変われるものなのです。
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