|
|
|
マロングラッセ
|
作詞 桐 |
|
甘い甘いマロングラッセ
口の中で溶けていく
知らず知らずの毎日を
たった一人で体感する
紅く染まった花の色に
君を重ねて見ていても
ぐったりした気分はよくならないよ
何だって知っていて
語る君の背中を
憬れの視線で見ているだけ
何だって判って
白く染まる頬にだって
キスしてくれたんだろう?
甘い甘いマロングラッセ
君の声が掠れている
近い近いこの愛情
たった一人でも出来るの
終わる世界を知っていても
君に何も出来ないだろう
しっとりした口どけ 優しい味だ
何だって知っていて
劣る僕は泣かずに
いたいけな視線で見ているだけ
何だって判って
赤く染まる僕にだって
その手で握るんだろう?
二人分のスペース 二人分の椅子
一人分のケーキ 二等分
二人分の鞄 二人分の声
一人ではないと 分かるまで
何だって知っていて
語る君の背中を
憬れの視線で見ているだけ
何だって判って
白く染まる頬にだって
キスしてくれたんだろう?
|
|
|