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若者の人生離れ
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作詞 桐 |
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白昼夢の続きを綴りたかったんだ
白紙の原稿は吸殻に消された
白亜紀に戻って恐竜に乗ろうぜ
白菜と豆腐の味噌汁を啜って
途中下車した現世には 微塵の未練も残っていない
遠征した土産に ロックでも買って帰ろうか
反応はもうしないな、諦めてしまえよ
共感などできんが、ただ黙って待って
執拗に送った、メールの文面
どこかで見たような……?
自由主義から没落した 俺との乖離は酷すぎて
受領すべき苦労も ゴミ処理場に置き去りだ
あいつらが悪いって 俺は悪くないって
分かったような口で 笑った顔が見たいって
なくなったのは嫌って 取り返してほしいって
そんな要望が 積み重なった塔が
俺の足元に聳え立ってんだ
若さという武器を手に持ち 自分に突きつけ脅してる
発散した理解が 未来などないと嘯いた
戻れるはずもないのにな あっちが来るしかないんだろ
ただ黙って待って 歌でも歌って暇潰せ
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