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さよならを言いに来た
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作詞 桐 |
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空は汚染されたので 気持よく空を飛べません
ここより上は飛行禁止区域です
海は汚濁に塗れたので 心地よい遊泳できません
すべての海は遊泳禁止区域です
全くの世も末で 好きなモノがなくなった
あなたもわたしもおそらくもう好きではない
こんな世界なんて、って後手に回った結果
このざまです
この薄汚れた世界に さよならを言いに来た
今まで育ててくれたこと 今までの仕打ちを思い出す
もうここを去るからどうなってもいいですよ、って
わたしは心の存在も自己否定することにしました
夜は光沢の中 星はすべて打ち落とされた
ここより上は暗黒となりました
人は希望を忘れずに 御伽噺をただ描いてます
そのうち人は完全に滅んでしまうのでしょう
このざまです
この薄汚れた地球に さよならを言いに来た
今まで生かせてくれたこと 今までの想いを消し去って
友達も未来もどうなってもいいですよ、って
わたしはどこかに置いたもの切り捨ててしまうことにしました
なぜなら大好きだったから
この世界が大好きだったから
友達も未来も大好きで、もうわたしはここにいられない
空が海が汚れたのも わたしが感情を撒き散らした所為
それでも大好きだったから
せめてさよならを言いに来た
この美しい世界に さよならを言いに来た
今まで守ってくれたこと 今までの罪を思い返す
もうここを去るけどせめて覚えていてね、って
わたしは諦めた筈なのに抱き締めたい想いに駆られた
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