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doll's doll dolls
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作詞 桐 |
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やりたいことを やり出すまでの時間が 惜しくて
早送りにしていたんだ
9009回目の試行で ようやく 気づいた
「私は君が好きなんだ」って たぶん神様も気づいてなかった
朝日の陰に君はいる 膝辺りまで伸びた雑草を蹴って
跳ねるように 後姿は明るくて
もういいよね?
ねぇ 私はもう動けないけど それでも
憶えているだけでいいの きっとそうして 私は創られる
関節はもう軋んで 目の前は暗くて
君だけが明るい
10006回目の試行で はたまた 思うの
「私の声が届くかな」って 発想さえも無かったようなの
案山子のように立っている 醜いようで姿隠していたのに
絆すように 君の瞳に映ったよ
これが私?
ねぇ 私はきっと動かないけど それでも
憶えているだけで嬉しい ずっとこうしていたくなってくるんだ
照明ももう壊れて また君が見えたら
その場所が朝になる
やりたいことを やり出すまでの時間で 私は
君の事を知って 忘れられなくて
いくつもの試行を繰り返した
ねぇ 私はずっと動くことはない 必ず
憶えていることもできず ずっとこうして 私は笑ってる
天井は遥か遠く 景色は部屋の中
君だけが明るい
君だけが明るい
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