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嘘・時々・本当
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作詞 桐 |
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彼女の後姿にデジャヴを続けて見た
雨の日か、太陽は撃たれて死んだようだ
見かねた神様はもうチャンスをくれないだろう
屍だ、あの空は銃口を向けられてしまった
黒板の『向こう』の数式は 空を描いて嘘ついた
君という存在のための方程を眺めてから
僕は嘘をつこうと思った 君に全ては教えない
愛とか、戦争とか、全部きっと要らないよね
僕は嘘をつこうと思った 君の耳を塞いであげる
涙はもう流れない シャットアウトして目隠ししよう
人生は何度か送ったが終焉は見えてこない
どうしてだ、こんなにも簡単に死ねるのにな
ドアーの『オモテ』の公式は 罪を映して責めてきた
ただ君は俯きながら呪詛を零していたね
僕は嘘をつこうと思った 君に全てを教えない
僕とか、人間とか、全部きっと要らないよね
僕は嘘をつこうと思った 君の感覚を切ってあげる
誰ももう歩かない ブラックアウトして消失しよう
君は一度も僕を「嘘つき」と責めなかった
君は気付いていたんだろう?
それに気付いているよ
たまに本当を言おうと思った 君に心を教えよう
愛とか、戦争とか、感じちゃえば全てだろう
たまに本当を言おうと思った 君は心を知っただろう
僕とか、人間とか、触れてしまえば全てだろう
たまに本当を言おうと思った 君の感覚は震えている
さあ立って歩き出そう フェードインして流出していく
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