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桔梗
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作詞 ★麻呂 |
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日向に咲く一輪の花
誰に知られる事なき花
誰かを想い揺れる花
風は彼女を揺らす時
涙を堪えて吹き去ります
雨は彼女を濡らす時
涙をそっと隠して行きます
日は彼女を照らす時
優しい光で満たします
誰が見ても愛しい花でしょう
誰を想いそこに咲くのでしょう
何故そんなに愛しく咲くのでしょう
何故日向でけなげに咲くのでしょう
誰も知らぬ山の上で優しい花が咲いています...
孤独に咲く一輪の花
ただ独りで無口な花
誰かを想い揺れる花
夜が彼女を見つける時
淡い闇で包み込みます
星が彼女を眺める時
優しい音色を奏でます
人が彼女と出会った時
そっと触れて涙します
誰が見ても切ないでしょう
誰を一途に想うのでしょう
何故そんなに儚く散るのでしょう
何故何も言わずに散るのでしょう
何故そんなに愛され散るのでしょう
何故そんなに一途に散るのでしょう
想いだけをそこに残して報われるまで咲くのでしょう...
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