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一言伝言
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作詞 友花 |
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僕は嫌われるのが怖くて逃げ出した少年でした
たくさんの勇気を出して 握り締めてた君の手を離しました
君は見捨てられるのが嫌で目を逸らす少女でした
たくさんの希望を見つけ 握り返した僕の手をほどきました
どんなに夢を見て無駄だと知った時
どんなに頑張っても報われない大人を見た時
僕は大人になって君に会うのが怖くて逃げ出しました
こんな希望持っても辛いと知った時
こんな機械的な哀れな大人達を始めて見た時
君は子供のまま僕と居たくて手を離し走り出しました
思った事素直に言えなくて 言いたい事正直に伝わらなくて
言葉と言葉はすれ違い 僕と君の間に壁を作った
『また会おうね』と約束した場所はもう無くて
少しの強がりと本当の悲しみの中で今日も僕の思い出は追いかけてくるんだ
もう逃げ道は無くなり引き返そうとしたその時
見たかったあの顔が 聞きたかったあの声が 触れたかったあの小さな手が
僕を見つけ出し 変わらない笑顔で 抱きしめてくれた
『本当はいますぐにでも会いたかったんだ・・・』
夢じゃない 現実の中で 君は微笑んだ
あの時流れなかったあのナミダが僕の頬を伝った
あの時出なかった言葉が僕の口からあふれ出した
『会いたかった』とそれ以外の言葉は言え無くて
少しの感謝と本当のナミダの中で今日は本当の思い出を作り始めたんだ
伝えたい事はたくさんあって
言いたかった事は数え切れなくて
でも『有難う』の言葉で全てが伝わってしまうんだょね
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