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パステルホワイト
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作詞 思 |
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笑い声にかこまれた ひとりぼっちは
孤独よりずっと淋しいの
見慣れた世界と錯覚して
ただ隣にあなたがいないだけ
桃の香りとひきかえ ふるびたコイン
使ってしまえばいいのに
硝子で透かしたその笑顔が
消えてしまう日がくるのが 怖くて
追いかける背中が 霧雨の中に沈んでく
あたしの声は喧騒に融けて
あなたには届かなかったみたい
真っ白を染め上げたのは あなたの存在で
今更気づくなんて 遅すぎたの
弱虫なあたしは ここに座り込んだまま
あなたの記憶を探してる
今日がはやく過ぎ去って なくなるように
ただ 夜が来るのを待ってる
暗闇の中に閉じ込めたら
明日なんてもう 来なくていいの
細い髪にひだまりが そっと零れた
あまりにも眩しすぎたの
咄嗟に俯いた一瞬で
あなたはもうどこにもいない
いない
左手に見惚れてた 眩しい笑顔に恋してた
あなたがいない世界は静かで
単調に くるくる まわってゆく
指先に思い出すのは あなたの温もりで
今更気づくなんて 遅すぎたの
ちっぽけなあたしは ここに座り込んだまま
ひとり泣きじゃくることしかできなくって
真っ白を染め上げたのは あなたの存在で
今更気づくなんて 遅すぎたの
弱虫なあたしは ここに座り込んだまま
あなたの記憶を探してる
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