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空言−ソラゴト−
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作詞 思 |
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真新しい制服 春色の風
にぎやかなグラウンド 君に出逢った
友達になった 親友になった
お互い知らないコトなど 何もないくらい
いつか二人で 見に行った映画
バッドエンドストーリー 僕は泣いてた
なに泣いてんだよって言う 君も泣いてた
曇り空の下 無人駅のホームで
君の優しさに甘えてばかりの僕に
何だかんだいって君は傍にいて
君がいなきゃ僕は何もできないんだなぁと
気付いた それと同時 恋に落ちていた
伸ばした手は空をつかむ
君に届かない 届けちゃいけない
「君のイチバン近くにいる」
その事実が 消えてしまうから
あふれた思い ぶちまけてしまった
がらがら音をたて すべてが壊れた
君の瞳に映る 驚愕と警戒
僕の犯した禁忌の 大きさを知る
僕は笑った「冗談だよ」と
道化師になれ 言い聞かせた
君も笑った「びっくりした」と
僕が君に吐いた いちばん大きな空言
君が幸せならばといい人ぶる僕と
本物のどうしようもない僕とが交わる
誰もいない部屋の中 小さくぼやいた
「愛してるよ」 もう二度と 口にすることはない
伸ばした手は翼に触れた
それは破れて 刹那散っていった
「君のイチバン近くにいるよ」
ずっとずっと 君の親友として
伸ばしかけた手 握り引っ込めた
君の傍で ずっと笑いあえるよう
ホントは少し 自信ないんだ
この想い 隠し通せるのか
「君のイチバン近くにいるよ」
ずっとずっと 君の親友として
トモダチとして...それはソラゴト
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