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あめあがりの空の色
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作詞 思 |
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赤い傘越し 青い空
眩しく光ったのは 雫かお日様か
雨はもう止んで 虹ひとつ
たちこめる土の匂い
夏はすぐそこにいた
あめあがりの空は いつもよりも
何だか近く見えて 手を伸ばせば届きそう
僕でも鳥になれるだろうか?
この空を羽ばたけたら
どんなにいいだろう
でもこの背中にツバサはなくて
美しいもの 見るのが怖かった
汚い僕が 表れる気がして
このおおきく広い空 そしてちいさな僕
僕の目にもあの空が映っているのかな
なら、大丈夫 僕もキレイだ
あの家の中につるされた
白いてるてるぼうず 顔は描かれていない
「ありがとう、君のお陰だ」と
煙る窓ガラスに
指で笑顔描いた
あめあがりの空は 僕の罪も
嘘も、悪口も全部 まとめて包んでくれて
僕でも幸せになれるだろうか?
きっとなれるよね?
運命は僕自身で決めていいんだ
僕も、飛べるんだ。
美しいもの それは夢見る心
こんな僕も きっと抱いている
さよならと明けない夜に怖がってるだけじゃ 何も変わらない
さよならのあとには
ほら、見てごらん 出会いがあるでしょう?
あめあがりの空の色は
青、水色、群青色?
違う、きっと僕色。
さあ 大空へ飛び立とう
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