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手帳
作詞 紗夜
ひらりひらりと落ち葉が舞う

季節外れの葉が落ちる

そんな時にはきっと

神の手が触れたのでしょう



透き通った青い空

排気ガスにまみれた青い空

どこまでも続く青い空

何度目だろうこの想い

冬の風が胸を刺す

けれど私はいつものように

白いマフラー巻きつけて

街路樹の冷たい木漏れ陽の中を進む




気まぐれな神は

たまに自らの手帳を細かくちぎり

風に全てをゆだねる

そしてその切れ端は宙に舞い

落ち葉や新聞紙や奇跡になったりする

それを眺め微笑するのだ神は

きっと





すべてが書かれたその手帳

なんて美しいその手帳

それなのに何故神はそれに

こんなにも残酷な運命を綴るのか



憎むことはできなくて

私は神を

彼を



許すこともできなくて

私は神を

彼を

私を



元は空を彩った

からから音を立てる落ち葉達を

踏まないように気を付けて

陽射しを顔に受け私は歩く




そしてふと


空を見上げ


大嫌いよとつぶやいて


優しい神と微笑を交わす

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 手帳
公開日 2007/02/07
ジャンル その他
カテゴリ その他
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