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“しあわせ”
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作詞 キモチ |
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他人のことなんか気にしてられない
早くしないと
おこぼれがなくなっちまうだろ
おこばれってーのは
金の亡者だちが落ちしていった
“しあわせ”のことさ
まわりの奴らを見てみろよ・・・
汚れた手で
目ェ見開いて
必死に求めてる
少しでも手に入れば
それを食う
そして肥えていく
・・・そして、壊れていく
でもみんな
こうすることで自分たちが
このどろどろとした世界から抜け出せる方法だと信じて
濁ってはいるが
確かに光を発している
“しあわせ”を求める
みんなバカだね
そんなことしても無意味なのに
俺らは「飼われている」だけさ
その金の亡者にな
ここから逃げられる手段なんて無いのさ
みんな、もう正気じゃないだろうな
目がおかしい
数日前まではみんな普通だったのにな
それからなんだよ
みんながおかしくなったのは
もう人間には見えない格好のヤツもいる
壊れてるヤツもいる
ワケわかんないけど笑ってるヤツもいる
俺みたいなヤツは、もういない
つまり、みんなおかしくなったって事だ
あの“しあわせ”は偽物だ
本物じゃない
偽物じゃなけりゃ
紛い物だ
幼い時に見たことある“しあわせ”は
あんな色して光ってなかった
もっと白くて
明るくて
・・・キレイだった
だから
少なくとも俺はそんなものには頼らない
“しあわせ”ぐらい
自分の手で掴み取るさ
そんな薄汚い“しあわせ”なんかじゃなくてさ
真っ白に光輝く
本物の“しあわせ”を
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