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一番星の下で
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作詞 脱兎 |
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ただ、なんにもしないで寝転がって
日が沈むまで水色を目に焼き付けておく
途中からオレンジ色になって
群青色になっても寝転がったまま
一人になるのは嫌いじゃない
みんなでワイワイするのが嫌いなんじゃないけど
今の世の中じゃ自分は素直に生きていけない
いつでもどこでも空気を読んで
だれとでもと言うよりは損得で人と仲良くなれるようなって
みんなに合わせて、いっしょじゃないと
『イキテイケナイ』から
万引きをした
放火もした
記憶にある一番古い過去は小学校低学年
8歳になる前に法を犯した
10年たって自分はロクな大人にならないって思った
子供時代に見て感じて学んだことが今に繋がる
毎日家で喧嘩があれば家にいたくない
関係ないのにこっちに火の粉を飛ばさないで
生臭いごはんを無理にでも頬張って噛まずに飲んで
逃げるように2階にいく
胃が震えるのがわかった
『産むんじゃなかった』って
夜中に目が覚めた
枕が湿ってた
記憶にある一番新しい過去は小学校高学年
12歳になる年に理解した
慣れることでしょうがない事と諦めた
自分の気持ちは面倒くさい
本心を伝えるのは面倒くさい
いざこざに巻き込まれるのは面倒くさい
流されてもどーでもいい
生きる勇気が持てなくて
死ぬ勇気が持てなくても
結果的にはこうして生きてる
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