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境界線
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作詞 脱兎 |
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時は21世紀 不治の病も完治の道に
その両目しっかり開いてよく見ておいて
ここが僕たちの住む街 国 世界 惑星
かの人は言った 「地球は青い」と
あなたはどこまで他者をみられる?
どこまでを自分と同類に接せれる?
肌の色や目の色で人は人を隔てる
国や血は人が人を殺す理由になる
民族とか宗教とか大切だけど
時にはどけておいて
僕等は人間だろう どこまでも
いつまでも 始めから終わりまで
触れればぬくもりがあるだろ
電話だって持ち運べるのに なんで?
明かりの下で暖かい部屋 温かい食事
星空の下で冷たい地面 一切れのパン
鼻先を赤くして白い息を手に吹く
今日までに流れた「涙」の雨
ペットボトル何本分になるかなぁ
今日一日に流れた「涙」の雨
僕の両手じゃ間に合わないかなぁ
世界の水不足を一気に解決
それほどの降水量
僕等は独りじゃないだろう
助けてくれる人がいて 守りたい人がいて
心を分け合えるだろう
僕等は人間だろう どうしようもなく
数億年も前から いつまでも
僕等は人間だろう どこまでも
いつまでも 始めから終わりまで
触れればぬくもりがあるだろう
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