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おくりもの
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作詞 千鶴 |
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「ほら目を開けて」
何が見えるんだろう
そんなことも知らずに
今までのことも忘れちゃうのかな
あの花はもう枯れちゃったのかな
もう生きては返れなかったりするのかな
ああ 知ってることなのに
もう何も知らないことなんてないはずなのに
ねえ 私はなんでこんなのなの?
変わりたいのに変われないだけなのに…
今私にできることがあれば
やれるってそう想ってたのに
叶わない夢ならば
もう捨ててもいいって想ってたのに
今更溢れ出してくる
今更思い出してくる
忘れたわけじゃないんでしょう?
あの日のおくりもの
捨てたわけじゃないんでしょう…
「ほら気づいて」
優しく響くあの声も
いずれはなくなって
忘れられてしまうのかな
気付かれなくなっちゃうのかな
雨にも打たれなくなっちゃうのかな
ああ わかってるはずなのに
散りゆくものは私自身のはずなのに
ねえ 今までのことを
すべてなくすことなんてダメなのかな
今私にできないことがある
それはもう気づいてるんでしょう
でも意地を張ってるだけ
私は何度も失敗してきたんだもの
今更溢れ出してくる
今更思い出してくる
忘れちゃったわけじゃない
あの日のおくりもの
今も開けずにココにあるだけ
後悔ならば何度してきたんだろう
もう何も得るものがなくてもいい
そう思えてきたのが悲しくて
悲しい自分が憎たらしくて
もう何も知らないまま
このまま眠りたくなったんだ
それくらいいいでしょう…?
私だって変わりたかったの
それに気づいてたんだよ
なのにみんな知らないふり
私だってこのままはいやだったの
今更溢れ出してくる
今更思い出してくる
ねえ気づいて私に
ねえ気づいてよ私に
ここにいるよ
私はここにいるよ
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