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花のない街
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作詞 理絵 |
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心(うら)寂しい昨日の街
機械が歩いていく
波の音みたいに
緑の(あおい)葉が散っていくと
何かが変わっていく気がしていた
時間の花が咲いては消えていった
何処かでまたいつか
見られるのかな?
柔らかい淡いイメージの
優しさは今でも残っている?
花のない街
ビルで隠される
私の気持ち届くのかな?
哀しみが消えていけばいいなと
願い重ねては瞳閉じる
複雑に絡み合って
本当の気持ち見つけられていない
嘆くように叫ぶように
彷徨う今日の街
動くことない街(せかい)を見つめては
立ち崩れて陥るばかりで
温かい花があったのは
いつの時代だったのだろうか
花のない街
凍りついている
育ちゆくのはイメージで
哀しみの空が広がる明日の街
これ以上壊さないで…
瞳閉じた
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