|
|
|
Couler l’amour loin
|
作詞 理絵 |
|
夕暮れに灯されていく夜の街
風の場所など今は誰もつくらない
天に届く光があれば
うつろうことなどないでしょう
行き着くその先の果てに
求め去りゆく
用意されたもの抱えていくよりも
手ぶらで何も求めない方がいい
明日には変わるという気持ちでさえ
空虚であると実感した(おもえた)
深い森の中彷徨い歩く
我現れぬ、求め行けども
不確かな誰かの名残りが刺す
その優しさは誰のためですか
恐れてばかりの動かぬ道化
闇に包まれる一頻の夢
二人を締め付ける鎖をほどく
自由になる身に悲しみを抱く
結ばれた強い鎖も
錆びてしまえば脆くなり
愛しさはいつの日にか
枯れてしまうものでしょうか
小さな一握りの想いの
儚い輝きにさえ安らぎを感じた
心地良く迎えたい
そのさいごに
優しさは後から胸を苦しめる
不確かな誰かの名残りが刺す
その優しさは誰のためですか
安らぎを与え旅立つ
誰かは遠い残余の中
Je qui couler l’amour loin
|
|
|