|
|
|
ora per ora
|
作詞 理絵 |
|
誰もかれも離れてゆく
君も傍にいると言ったのに
例外なく離れてゆく
足跡残して消え去ってしまう
あんなに嬉しい出来事のあとで
突然すぎる悲しみに暮れ
その幸せさえ憎みたくなって
君の声が聞こえたようで苦しい……
誰もかれも連れ去ってしまう時間(とき)
逆らうことできずに嘆いて
君連れ去る時間を憎んでも
君はもう帰ってこないから
君がいつか笑って話していた
趣味の話 将来の話
ありふれてる他愛ないことばが
愛おしくて涙溢れた
君がいなくなる直前
そう最後に話したとき
ずっとずっと傍にいると
淋しがりな私にいった
いつものやりとり
いつもの挨拶
互いに何も知らずにいた
自分の死さえも怖いのになんで
大事な人のことなんて尚更……
誰もかれも連れ去ってしまう時間(とき)
逆らうことできずに嘆いた
君連れ去る時間を憎んでも
君はもう戻って来ないから
君といつか笑って過ごしていた
他愛のない馴れ合いでさえも
今思えばかけがえない想い出
愛おしくて涙溢れた
夜が明けたら君が名前呼んで「まだ寝てるの?」と笑顔で起こす
そこで目覚め 誰もいない部屋に「おはよう」の声がこだました
誰もかれも連れ去ってしまう時間(とき)
君の元へいつかいけるなら
あの日のように笑って会えるよう
ひたむきに 生きてゆきたい
|
|
|