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黒
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作詞 偽善者 |
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降りしきる雨 ぬかるむ泥道
水を飛ばし走る僕に容赦なく叩きつけられる現実
一度つまずいて 一度起き上がる
そんなことの繰り返しさ
苦しむ暇はない 嘆く暇もない
ただひたすら
この雨がやむまで
走って・・・逃げ続ける
雨はやまないこの世界
雨が降りしきる自分の心
もう肌の温もりさえ感じられない冷めた世界で
自分が褪せていくのがわかる
自分は自分じゃ逃げ切れない
だから何度もつまずいて
転んで汚れ 転んで傷つき 転んで道を見失う
「あきらめちまえ」ああそうだなそう出来たら楽だろう
「あきらめるなよ」ああそうしたいのはやまやまだよ
自分と自分がぶつかり合い そこに俺の意思がある
汚れた足を引きずって
傷ついた腕を抱え込んで
冷たい雨の中を歩き彷徨い続けよう
この閉ざされた世界の冷めた自分の中で・・・
黒だけの世界で・・・
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