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照応禁マドレーヌ
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作詞 哭 |
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対象のマドレーヌ
君は甍彼岸の花に見惚れ
僕は君がその燦燦花
譫言で告げた言葉なんていらないと君は言う
僕はそんな人生不振な人間さ
仰ぐ空は君の十八番・・
なんたって僕のオブジェクト
知らない名を呼ぶなんて難しいでしょう?
天候 今日は雨かいな
雨具の準備は万全手落ち
マドレーヌは僕より先々濡れてるようで
自分知れずの雨戸の外
君らしくないよ
僕を知らないマドレーヌ
温かな君が理想の即興
相応しくない舞台は君の偽りだって・・
マドレーヌ、理想郷乙女のマドレーヌ
君と僕にしか知らない雨を流したのは何故だろう
大きな庭は嫌いかい?
鞦韆を漕ぐ君は哀しそうな眼差し
先途の言葉を見つけた僕
「君を自由にしてあげる。」
眩暈、志は・・・
僕のモノへと変わればいい
そしたらいつも笑っていられるだろう
着物の蝶が君から離れる前に
空の似合う君でいてほしいんだ
大好きなんだって言えない分の愛を
枝垂れ桜の木下
帯を締め上げ理想のマドレーヌ
恋心は誰の物
虚ろな君は香高き甘い優悪
君を好きだと言うだけの勇気を
次に合う時にはちゃんと覚えているから・・
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