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24ノ鶴
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作詞 哭 |
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いくつかの日のお話し
大好きなアナタは今日も忙しい日々をおくる
私はアナタを見ていたかったから
誘われた遊びもほっぽかしたよ
暑い暑い日差しの下で
アナタはいつもいつも綺麗とは言えない滴を落としていたよ
それでも私はその滴事アナタを見てる
私悪い子だったのかな
叱るアナタは私の代わりに
訳がわからない涙を流したから
私もつられてしまうんだよ
アナタは私とよく似てる
強がりの表、弱い裏
大好きなアナタ
突然のことで
私の目の前にはいつもの滴の跡はなかったよ
病院の白で眠るのはアナタ
それを見てるのは悔しみに浮かんだ笑顔
私が寂しそうにしてしまったら
アナタは見たことの無いような顔をするのだろう
だから笑ってみせるよ
助けてあげたいのは感情だけで
勇気の無いこと動かない身体が憎い 動かない口が・・
私は弱い
いつだって見ているだけで
たくさんの色で鶴を折ってわ励ますことはせず笑っているのは私
そんな笑顔にアナタは何も分からない赤ん坊のように
笑ってるんだ
そんなアナタの歩いた道が薄れていく
ある日の電話で知らせれたのは夕日の上る前の事
長くないアナタの時間 私は速走する
白い病室
窓の無い場所で
アナタを握った手が硬い冷たい白い・・
動かない身体に私はわかった
これが人の死なのだと
涙が止まらない
笑ってないとアナタが見てるかも
悲しまないで
アナタが好きでした
笑っていたい
耐え切れない胸の痛み
「お大事に」の鶴ではなく
今度は「ありがとう」の鶴を折るよ
何も言えずのままだったけど
私はアナタが好きでした。
ありがとう
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