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促成、私は叶わぬ黙想に生きる。
作詞 哭
思い耽り雨の下
時雨の粒が身体を冷やしていくので
どこかに温かいモノを求めるのでございます

ここから出してと叫ばない日は珍しい

ワタクシは太陽に届かない雨下に生きてる
動かぬ足(根)に癒えは無いの

だから
せめてこの眼で光を見たい
手を伸ばせば暖かな日差しが全身に広がるような
自由な世界に生きたい
この檻を糸のように解いてしまって
自由な・・・


願い事は願わないから楽しいらしいです
ワタクシ枷が重くて
立つ事もままならなくなったある日

一片の花が空中に咲いたのでございます
珍しい、可憐な一瞬に生きて絶える華

私とは違って過ちを犯す前に朽ちてしまう華
這って進みよる柵の傍で虜になる眼がどうかしている

私もあの華のように朽ちてゆけば
どれだけ楽だろうか
なんて考える自分が憎たらしい

何度も何度も地から空に上がる異色の華
咲き誇ることを忘れた華の名は無い

遠く遠くに枯れてしまった
可憐な華は要らないはずの泪を流し
檻の中で再び地に足を付けたのでございます


華は華らしく
動けぬままの枷に生ける華は

空に舞う火華に見取られ逝くのでありました

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 促成、私は叶わぬ黙想に生きる。
公開日 2008/07/16
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ
コメント 咲き誇ることを忘れぬものに
哭さんの情報













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