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心硝子
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作詞 哭 |
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私は両手
私は心
決して温かくは無い身体に
誰が愛してくれるのだろう
縋りつく夢に
安堵してる私だから手が震えるんだね
願い乞おうのは
温かさと一片の勇気
生体は何の為に?
心は冷え仕切る運命?
誰がそんなの決めたのって
私は身体を抱いて
涙という涙を流すこともせず
灯す灯は世界の欠片であって
気付いてなどくれない
途方に暮れてそれで終わり
残像の光の寂しさを覚え
息の根停止 永遠に。
消えて消えて・・
誰が私のために叫ぶだろうか
名を呼ぶのは最初で最後の走馬灯
私は運命の端くれ
私は停まる。
温かさも遠に忘れたままの手で
連々と打つのは 私を此の世に繋ぐ鎖
今 開放されるのなら
私は為りの果ての克てになろう
私の腕、血は出ない
私の脈、激しく打つ一瞬の悪夢のよう
停止する音と生命が一つと消えた
此の世で 私を見てくれるのは一片のかける花びらだけ・・
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