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行末の15歳
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作詞 哭 |
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新しい花の香
新しい私だけの制服
新しい私に憂いを覚え
新しい春(しゅん)に私は変わる
散りける花は桃色に染まり
花びら一枚一枚が出会いの欠片
散るごとに無くなる歩いた跡
私の歩いてきた土に
また花びらが忘れるようにと埋め尽くす
忘れない
忘れたら振り返ると桃色で見えない
見えていたモノまで見えない見えない・・
消えないで
咲き乱れて最後まで散らないで
私 いつか忘れてしまうだろうか
私 いつか忘れられるのだろうか
友と呼べる15歳までの私
アナタは私を路に置き去りにしていくの?
記憶の整理 原理 論理
アナタは古いモノを捨てて
桜の花びら裂いて捨てて土に埋めるの
私も使わなくなったモノを入れておく箱に入れられて
二度と開かない 消滅記憶の欠片の一部?
咲く新しい木の樹液に
私は狂わされて 道をふらつく
何を考える 最後だと何度も交差する脳
最後最後
私達は15歳の最後なんだ
生まれ変わってまたやり直す自信は無いから生き様
狂い桜は私の希望
最後じゃない また会えるって
捨てたのは桃色の嘘
永遠とはいかないこの世界で
ヒトヒラの花びら
私の希望となるのだろう・・
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